甘口醤油の使い方|どんな味?甘すぎない?醤油屋が簡単解説
こんにちは。吉田屋醤油の石田です。
「甘口醤油ってどんな味なんだろう?」
スーパーで見かけて気になっている方も多いのではないでしょうか。普段は普通の醤油を使っているけれど、「甘すぎたらどうしよう」と迷うこともあると思います。
甘口醤油は名前の通り甘みのある醤油ですが、砂糖のようにただ甘いわけではなく、まろやかでコクのある味わいが特徴です。
この記事では醤油屋の立場から、甘口醤油の味や使い方、おすすめの料理を分かりやすく紹介します。

■甘口醤油ってどんな味?
甘口醤油は、しょっぱさの中にふわっと甘く、じんわり旨みが余韻として残る醤油です
普通の濃口醤油に比べると塩味が穏やかで、角のないまろやかな味わいになります。
初めて使う方の多くは「思ったより甘くない」と感じることが多く、味が丸く使いやすい醤油という印象を持たれることが多いです。
甘口醤油の味は製法によっても違いがあります。
本醸造方式の甘口醤油は、発酵による醤油本来の香りとコクがしっかり感じられ、その中にやさしい甘みが添えられた味になります。
一方、混合方式の甘口醤油は醤油のコクはもちろん、まろやか甘みと同時に後味までしっかりとした旨みが感じられ、はっきりした味になります。
甘みの強さや風味はメーカーによって異なりますが、醤油のコクにやわらかく、まろやかな甘みが加わった味が基本です。甘口醤油は山口県や九州地方では特に親しまれている醤油です。
■甘口醤油の使い方
甘口醤油は基本的に普通の醤油と同じように使えます。
まずは普段の醤油の代わりに使ってみるのがおすすめです。
①かけ醤油として使う
初めて使う方には、かけ醤油として試すのがおすすめです。
刺身や冷奴、卵かけご飯にかけるだけで、普段とは少し違う味わいになります。
特に卵かけご飯は相性がよく、卵のまろやかさと醤油のコクがよく合います。シンプルな料理ほど違いが分かりやすいです。
②煮物に使う
個人的には、甘口醤油は煮物が一番合うと思います。
筑前煮や煮魚、煮卵などでは砂糖やみりんを少なめにしても味がまとまりやすく、やさしい味に仕上がります。
普段の醤油を甘口醤油に替えるだけでも「あまうま」な煮物に大変身します。
③炒め物に使う
甘口醤油は炒め物にもよく合います。
野菜炒めや焼きうどんに少量加えるだけで、コクのある味わいになります。
少し味に物足りなさを感じる場合も、料理全体の味を締めてくれます。

■甘口醤油は甘すぎる?
甘口醤油を試す前に気になるのが「甘すぎないか」という点だと思います。
実際には甘みが控えめで使いやすいものも多く、単なる砂糖の甘さというよりも味に丸みを出す甘みという印象です。
なので、料理や口の中が甘さでべたつくといったケースは少ないです。
普通の醤油が少ししょっぱく感じる方や、尖ってなくやさしい味が好きな方には特に向いています。
甘口醤油はメーカーによって味や色が異なります。
甘みの強さや香りに違いがあるため、スーパーで見比べてみるのも楽しみ方の一つです。
原材料表示を見ると違いが分かりやすく、自分の好みに合う醤油が見つかるかもしれません。
■まとめ
●特別な調味料というより、普段の醤油の代わりに使える身近な醤油
●製法の違いによっても、甘口醤油の味が異なる(本醸造方式と混合方式)
●普通の濃口醤油より、塩味が抑えられているので尖ったしょっぱさがなく、角の取れたまろやかな味
●特に煮物がよく合い、砂糖やみりんを控えても味がまとまりやすい
気になっている方は、まずはシンプルな料理から試してみてください。
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